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彩雲国物語(黎明に琥珀はきらめく)
2008'05.03 (Sat)
![]() | 彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫 46-16) (2008/05/01) 雪乃 紗衣 商品詳細を見る |
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
藍州から帰還した監察御史の秀麗に届いた、驚きの報せ。なんと、吏部侍郎の絳攸が投獄されたというのだ!罪状は、侍郎として、尚書・紅黎深の職務怠慢を止められなかったというもの。そして絳攸を追い詰めたのは、秀麗の天敵である御史・陸清雅。このままでは絳攸が辞めさせられてしまう!!この危機に、彼を弁護するため、立ち上がった秀麗だけど!?いよいよ絳攸の過去も明らかに!?国民的人気シリーズ待望の第13弾。
12巻の終わりで予告されていた絳攸への圧力。投獄とは思ってもいませんでした。投獄はないだろう、陸清雅&葵皇毅と思っていたのですが、図らずともリオウが本作で、この投獄に疑問を抱いていて嬉しかったです。
投獄された絳攸は、陸清雅の調書によって更迭されるはずでしたが、秀麗は陸清雅とは反対の立場(弁護)に立つことを申し出ます。葵皇毅はそれを赦しますが、葵は自身の判断が一番権限を持っており、秀麗がどんな弁護をしても御史大獄には絳攸を更迭すると言い放つのでした。その一方で、投獄された絳攸は、標家の暗示により眠りから覚めなくなります。秀麗は、絳攸の様子を気にしつつも、新しく御史みならいとなった燕青と共に調書作成を開始します。奔走していくうちに、絳攸を官吏に留めることができる方法をみつけた秀麗ですが・・・。以下感想。
私は実は、この巻の楊修と同じこと思っていたのですよね・・・。でも、吃驚しましたよ、そういう決断に出た絳攸とその義父のことが。外伝を思い出しながら読みました。ばらすと面白くないからここは秘密。
朝廷勢力争いが目に見えてきました。劉輝側ではない人たちの間にも理想と正義があること、それがどのような形のものなのかが徐々に明らかになります。そして、悠舜の理想と正義も垣間見ることができました。今回、秀麗は自分の理想と正義を現実化するには、他人の理想と正義とどう折り合いをつけていくか、実現していくかを考えます。うう、秀麗の成長するさまはまっすぐでよいなー
燕青の「とりあえず茶州茶州茶州、茶州なんとかしよーぜイエー(本文からですよ、以下まだ続く)」の州牧就任所信表明に大笑いしました!マイク握らせとけ!
第一部、第二部初めからこれまでの伏線が生きてきて、面白かったです。雪乃さん、凄い&ついていきます!
今、気になることは、晏樹の思うところ、茗才が動くか、宵の思惑、でしょうか。今後は、紅家と紅家関連の官吏が激減し、勢力地図ががらりと変わるようです。次も楽しみです。
